「ここで入るのか……」
10月7日の、とある美人OLトレーダーさんのトレードをチャートに重ねて見ていて、今回も気になったのが、「どこでエントリーして、どこで手仕舞うのか」だった。
この日は、太陽誘電、サイバーセキュリティクラウド、フジクラの3銘柄でトレードしている。
結果は、+55,500円。
太陽誘電では、1回目のトレードで+46,000円という大きな利益を取っている。一方、フジクラでは-10,600円の損失となった。
今回のトレードで特に気になったのは、上昇の途中でエントリーする場面と、期待した動きにならなかったときの手仕舞いだった。
太陽誘電では、寄り付き後に上昇している場面でエントリーし、上昇の勢いが弱まったように見えるところで利益を確定している。
サイバーセキュリティクラウドでは、比較的短い時間で利益を確定する場面が複数あった。
一方、フジクラでは下落トレンドに見える中で買いエントリーし、その後の下落を経て損切りしている。
僕だったら、
「もう少し上がるかもしれない」
「ここで損切りしたら、反発するかもしれない」
と考えてしまいそうな場面もある。
それでも、実際のチャートを見ると、利益を確定する場面と損切りする場面がある。
もちろん、本人が実際にどのような根拠で売買したのかまでは分からない。
今回は、公開されている売買結果とチャートをもとに、僕なりにエントリー・利確・損切りのタイミングを検証してみたい。
10/7の結果
10月7日のデイトレード結果は、+55,500円。
公開されている結果を整理すると、6回のトレードで5回が利益、1回が損失となっている。
内訳は次のとおりだ。
- 太陽誘電:+46,000円
- 太陽誘電:+11,000円
- サイバーセキュリティクラウド:+600円
- サイバーセキュリティクラウド:+3,000円
- サイバーセキュリティクラウド:+5,500円
- フジクラ:-10,600円
| 時間 | 銘柄 | 売買 | 株数 | エントリー → 決済 | 損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 09:03 → 09:29 | 太陽誘電 | 買い | 100株 | 11,410円 → 11,870円 | +46,000円 |
| 12:32 → 12:55 | 太陽誘電 | 買い | 100株 | 11,780円 → 11,890円 | +11,000円 |
| 09:48 → 10:18 | サイバーセキュリティクラウド | 買い | 100株 | 2,721円 → 2,727円 | +600円 |
| 13:21 → 13:48 | サイバーセキュリティクラウド | 買い | 100株 | 2,934円 → 2,964円 | +3,000円 |
| 14:10 → 14:26 | サイバーセキュリティクラウド | 買い | 100株 | 3,005円 → 3,060円 | +5,500円 |
| 10:38 → 11:07 | フジクラ | 買い | 100株 | 5,873円 → 5,767円 | -10,600円 |
| 合計 | 3銘柄 | 6トレード | 5勝1敗 | +55,500円 |
今回の特徴は、太陽誘電で大きな利益を取る一方、サイバーセキュリティクラウドでは小さな利益も積み重ね、フジクラでは損切りをしていることだ。
すべてのトレードで大きな利益を狙うのではなく、値動きに応じて手仕舞いしているようにも見える。
ただし、チャートから分かるのはあくまで値動きと売買結果だ。実際の判断理由については、断定せずに考えていきたい。
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チャートの見方
このチャートでは、赤が買い、青が売り。
下の線がエントリーした時の位置、上の線が手仕舞いした時の位置。

寄り前
NYダウ 51,521.28(+253.38)
日経先物 71,070(+170)
米ドル/円 158.23
太陽誘電(6976)
+46,000円
11,410円(100株)→11,870円
12:32/12:55
+11,000円
11,780円(100株)→11,890円

赤①:
前日の終値を上回る水準で寄り付き、その後、長い下ヒゲをつけて上昇した場面でエントリーしている。
エントリー後は上昇し、陽線の次にトンボが出たところで利確している。トンボを見て上昇の勢いが弱まったと判断したのだろうか。
実際、その後は株価が下落し、エントリー価格付近まで戻っている。
トンボは、上昇の勢いが弱まっている可能性を考えるきっかけの一つになる。ただし、ローソク足の形だけで天井と判断するのではなく、その後の値動きも確認することが大切だと感じた。
赤②:
前場の終値から大きく上昇して始まった後場の寄り付きで、十字線の下部からエントリーしている。ここは板を見て上昇すると判断したのだろうか。
エントリー後はいったん下落したものの、そこから反発し、短い陽線が出たところで利確している。
僕なら、もう1本待ってしまいそうだ。陰線が出るまで保有する選択肢も考えるが、利益を確保することを優先したのだろうか。実際の判断根拠が気になる場面だった。
サイバーセキュリティクラウド(4493)
+600円
2,721円(100株)→2,727円
13:21/13:48
+3,000円
2,934円(100株)→2,964円
14:10/14:26
+5,500円
3,005円(100株)→3,060円

赤①:
陽線が3本続いた後、3本目のトンカチに続いてトンボが出た場面でエントリーしている。上昇途中の一時的な調整と判断したのだろうか。
その後、株価はいったん上昇するが、長い上ヒゲをつけた陽線の後に下落し、エントリー価格付近まで戻ったところで利確している。
個人的には、陰線が5本線を下回った段階で利確する選択肢もあったのではないかと感じた。一方で、再び反発する可能性を考えて保有を続けたとも考えられる。実際にどのような根拠で手仕舞いを判断したのか、気になる場面だった。
赤②:
移動平均線を見ると上昇しているように見えるが、レンジ相場の中で陰線が5本線を下回ったところでエントリー。緩やかに上昇しているところでやや長めの陽線が出たところで利確。ただ、PPPで上昇傾向であり、後述する赤③は比較的すぐ再エントリーしているので、もう少し待ってもよかったのではないかと思った。レンジ相場のように見えるから、いつも通り大きめの陽線が出たところで利確したのか。いつものことながら確実な利確を目指しているように見える。
パンパカパン(PPP)
PPP(パンパカパン)とは、移動平均線が短期→中期→長期の順に綺麗に並ぶ強いトレンド状態。
パンパカパーン♪というファンファーレと共に株価が上昇していく局面がイメージできるからこう呼ばれるようになった。
移動平均線が上から順に5本線 → 10本線 → 20本線 → 60本線 → 100本線と綺麗に並んだ状態(上昇PPP)
- 上昇PPPでは買いを検討する材料として使われる
- 逆の並びでは空売りを検討する材料として使われる
- 強い上昇トレンドを示す形として扱われる
ただし、PPPが形成されていても、必ず株価が上昇するわけではない。移動平均線の並びだけで売買を決めず、株価の位置やローソク足の動き、損切りの基準もあわせて確認することが大切だ。


赤③:
赤②の利確後も緩やかな上昇トレンドだったのでエントリーしたか。陰線の後の陽線で、大きく上昇した場面で利確している。上昇の勢いが強まったところで利益を確定したのだろうか。ローソク足の動きにも注意を払っているように見える。
フジクラ(5803)
10:38/11:07
-10,600円
5,873円(100株)→5,767円

下落トレンドに見える中での買いエントリーだ。
前日の終値付近でもみ合った後、大きめの陽線が出たため、反発を狙ったのだろうか。しかし、その後は株価が下落し、最終的に-10,600円で損切りしている。
気になったのは、100本線付近まで下落してから手仕舞っている点だ。100本線を意識していた可能性も考えられるが、チャートだけでは実際の判断根拠までは分からない。
また、10:55ごろには大きく下落している。この場面で損切りを検討しなかったのかも気になった。
僕なら、下落トレンドの中で買う場合、反発を期待するだけでなく、どの価格を下回ったら損切りするのかをエントリー前に決めておきたい。
まとめ
今回は、10月7日のとある美人OLトレーダーさんのトレードを、チャートに重ねながら検証してみた。
10月7日の結果は、+55,500円。
太陽誘電で+46,000円の利益を取る一方、サイバーセキュリティクラウドでは複数回のトレードで利益を積み重ね、フジクラでは-10,600円の損失となっていた。
今回、特に印象に残ったのは、「どこで利益を確定し、どこで損切りするのか」という判断だ。
太陽誘電では、上昇後にトンボが出た場面で利益を確定しているように見えた。
サイバーセキュリティクラウドでは、上昇したところで比較的早く利確する場面が複数あった。
一方、フジクラでは反発を狙ったように見える買いエントリーが、結果として損失になっている。
もちろん、チャートを見ただけで本人の売買ルールを断定することはできない。
それでも、実際の売買結果とローソク足を重ねて見ることで、自分ならどう判断するかを考えることができる。
僕自身は、利益を伸ばしたい気持ちが強くなり、手仕舞いが遅れてしまうことがある。
だからこそ、今回のトレードを見て、「もっと取れたかもしれない」よりも、「決めたところで利益を確定できたか」を大切にしたいと思った。
そして損切りについても、単純に早ければいいわけではない。
どこまで待つのか。
どこで見切りをつけるのか。
この2つをエントリー前に考えておくことが大切なのだと感じた。
勝ったトレードだけでなく、負けたトレードにも学べることはある。
これからも実際のチャートを一つずつ検証しながら、自分のトレードに活かせる部分を探していきたい。
デイトレードは、エントリーだけでなく、手仕舞いまで含めて難しい。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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【免責事項】
本記事は、管理人個人の投資実績やチャート検証の記録を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨、または投資の助言を行うものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
※記事内のチャート画像は、分析・研究目的で楽天証券「MARKETSPEED II」を使用しています。

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